2024.07.04 拙作についてのあれこれ

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2024.07.04 拙作についてのあれこれ

 三文戯作書きで底辺投稿者の『泗水眞刀』です。  ここでは愚にもつかない駄文や、執筆中の物語の補足等をダラダラと書いて行きます。  興味のない方は無視して下さい。  まずは『眞説・転生異聞「天魔大戦」』についてのお話しを。 (ネタバレを大いに含みますので、知りたくない方は後日読まれることをお勧めします)  江戸初期を舞台にした時代劇で、荒唐無稽で破天荒なバトル活劇を目指しています。 (あくまで目指しているであって、そうなるとは限りません。それはわたしの独特な創作法の癖によるもので、後で詳細に記します)  一応これはいま流行りっぽい「転生もの」を意識して企画したお話しです。  しかし、わたしには今風の物語を書けるはずもなく、結局は現在の形になってしまいました。  読んで頂けた方には判ると思うのですが、出だしは完全にバイオレンス小説です。  異世界転生でもなく、時代劇でもない暴力に次ぐ暴力の悲惨な展開です。 (別にそういうものを企図したわけではなく、自然とそうなってしまったのです)  宮本武蔵も登場しますが、この章での主役は鹿賀誠治という犯罪者です。  こんなに人を殺すシーンなんて、生まれて初めて書きました。  暴力や血生臭い場面が苦手な方には、大変申し訳ございません。 (謝らなけりゃならないくらい、非道い展開なんです。書いてる本人が言って良いのか判りませんが、胸糞悪くなりますよ)  武蔵の人となりにも、驚かれるのではないでしょうか。 『剣聖』のイメージなど、欠片もありません。  これを他サイトで「歴史・時代劇」ジャンルにエントリーしたら、拒否されました。  でも自分としては、時代活劇なんですよね。  敢えて言うならば、昭和後期から平成前期風のエンタメ色が強い伝奇時代小説でしょうか。  この時点で、すでに時代遅れ確定ですね。  それでも精一杯面白くなるように、努力はするんですよ。  呆れないで、本篇読んで下さいね。  そうして、禁断のわたしの創作法です。  とにかく思いつくまま、ぼーっとしたイメージだけで取りあえず書き始めます。  全体の構成だの、話しの流れなど一切決めていません。  一行目を書き始めれば、あとは物語が勝手にどうにかしてくれるという、まことにいい加減なスタイルです。  題名も決めていなければ主人公の名前も未定なので、登場人物なんてまったく考えていません。  登場するキャラの名前など、すべて適当です。 (でも奇妙なことに、そんないい加減なやり方でも結構話しはまとまってしまうものなのです) 呆れられると思いますが「天魔大戦」に関しては、いまのところ主人公は「張孔堂・由比正雪」の予定ですが、彼に転生する現代側の人物の名前はまだ考えていません。 キャラもあやふやで、四十代半ばの作家志望の童貞男と言うことだけは決めてあります。 (それも惹句(じゃっく)作成の時に、仕方なくそう決めただけで深い考えは一切ありません。正雪のキャラも、従来通りの切れ者の軍学者だったはずが、戯作好きのニートという設定に変わってしまいました。すべて説明文作成時の気分です)  ご存じのように投稿の際には惹句(「あらすじ」と言うか「作品説明」)を書かなければならないので、苦し紛れに適当に面白そうな文言を書き連ね、しょうがないので本文はそれに沿って物語を進めると言った具合です。  色々ときっちり構成や細部まで(それどころか台詞や文章まで、決められる方もいらっしゃるらしい)考えて物語を書いていらっしゃる方からすれば、信じられない方法なのかも知れません。  過去にはきっちりと設定を考え、登場人物を決めて大まかな筋を立てる作業をしようとしたことがありましたが、すべて失敗と終わりました。  そんな細かいことを考えるのは嫌いじゃないので、ついつい力が入りすぎて本文を書く前に満足というか、飽きちゃうんです。  そうしてとうとう、書かれずに終わる運命を辿ります。 (アンドローム ストーリーズの為に書かれた最初期の設定書を、近々ここに載せますのでご一読してみて下さい。設定を書いただけである程度満足して、長年放置されたものです)  筆に任せて書いて行くので自分でも思ってもいなかった方向へ話しが進み、どう収拾すればいいのか困ったりもします。  そんな時のわたしの最後の切り札は「なんでもいいから文字を書く」です。  書けば物語が進んでくれるのです。  苦し紛れの一行が、後になって物語の方向を決める重要な言葉になったり、伏線になったりもするので本当に不思議です。  他の方はこんないい加減な書き方はされないと思いますが、わたしにとってはこれが一番良いスタイルなんです。  でも創作は大変です、次から次へ文章を紡ぎ出せる方じゃないし、怠け者で飽きっぽいので継続することが最も困難な作業です。  それでも書いていると言うことは、やっぱり物語を創造するのが根っから好きなんでしょうね。  だって自分が書かなきゃ、この頭の中に睡っている面白い話しは読めないんだから。  読みたかったら、自分が書くしかない。  書けばどうにかなる、そう思いながら拙い文章を綴っている毎日です。  どうかよろしかったら、そんな拙作を読んで下さい。  感想や批判、要望も、鋭意受付中です。  いまこれを読んで下さっている方、本当にありがとうございます。  感謝、感謝です。
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