子供食堂をやるきっかけ

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子供食堂をやるきっかけ

かれこれ1年半? 2年?位前でしょうか 晩御飯の時の小学生の息子の一言がきっかけでした 息子 『何年生の〇〇君がいつも同じ服を着ている 同じクラスの〇〇君が給食をいつも沢山おかわりして自分はおかわり出来ない』 この時、少し気にはなりましたが 育ち盛りだし 服に関しても家庭の事情もあるだろうなと思う程度でした それから少しして 放課後 息子が友達を連れて帰ってきました その友達というのが給食をいつもおかわりする〇〇君だったんです 外で遊ぶという事で 車に気をつけろよと一言だけ言い 俺は部屋に戻りました 部屋で紫苑の依頼関係の事を調べていると 外から子供ら笑い声が聞こえる いつの間にかその笑い声の数が増えていた ん?と思い窓から外を見ていると 息子と友達二人だったはずが いつの間には5人増えている おいおい そのボールを俺の車にぶつけないでくれよと思いながら また調べものをする しばらくしてバタバタと部屋に入ってくる息子 どうした?と聞くと お菓子とジュースが欲しいと言う ジュースは冷蔵庫にあるし お菓子はいつもの棚にあるから好きなだけ持っていけと伝えた そこから1時間くらい経った頃 俺は喉が渇き台所へ 冷蔵庫を開け 飲み物を取る この時手に取った飲み物はドクターペッパー コーラやオレンジジュースも入っていたが 1本残らず無くなっていた そしてドクターペッパーは手付かずで残っている (ちなみに子供ってドクターペッパー嫌いな子って多くないですか? うちの子らはドクターペッパーは嫌いです 俺は好きなんですけどね(笑)) 小腹も空いたので何か食べる物と棚の扉を開けると10袋くらいあったポテチが1つもない… うっそっ…と思いながら 棚の奥にあった かりんとうを手に取り部屋に戻り調べものをする 夕方、5時の音楽と共に遊んでいた子供達が帰っていく だが〇〇君は帰らず息子と遊んでいた 俺は外に出て5時だからそろそろ帰りなよと〇〇君に伝えるが 帰っても家に誰もいないからまだ遊びたいと言う 暗くなるしまた明日おいでと言うと渋々帰っていった
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