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「俺、シャワーあびてくるから適当にくつろいでてよ」 「あ、じゃあ下のコンビニでなんか買って来とく」 「おっ、サンキュー」 星那と名前のついた関係になってから早いもので1ヶ月。 あたしたちはとても穏やかにお付き合いをしてきて、星那の家に来ることにもだいぶ慣れた。 今日は星那の練習終わりに合わせて合流して、家にきたところだった。 「星那、何食べたい?」 「あ、夜ご飯はあるよ。昨日作ったやつだけど」 「やったー!星那のごはん美味しくて好き」 星那はスポーツをやっているので、食生活はあたしよりもしっかりしている。 自炊もするし、栄養管理もばっちりだ。 「じゃあ、お酒買ってくる」 「おう、頼むよ」 こうして星那がシャワー浴びている間に、マンションの下にあるコンビニに行くのもよくあること。 「あれ、愛來ちゃん?」 コンビニにはいると聞こえてきた声に顔を上げるとそこには君塚さんがいた。 「君塚さん!」 「星那のとこ?」 「はい!練習終わりでシャワー入ってるのでその間に買い出しに来ました。君塚さんもここ使うんです……「柚月、これ入れていい?」 聞こえて来た声にあたしの言葉は途中で止まる。 そんなわけない、似てるだけだ。ってそう思うのに心臓がバクバク音を立てる。
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