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奏野「おはよ。久しぶり。」
勝己「ん。」
ちょっと照れくさそうにしてるのが、ちょっと可愛かった。
勝己「行くぞ。」
奏野「うん!」
私はタタッと走って、彼の隣を歩く。
勝己「お前歩道側歩けや」
奏野「あ、うん!」
スッと車道側を歩いてくれる。やっぱり、根は優しいんだよ。
奏野「あれ?まだ腰パンしてるの?ちゃんとはきなよ〜」
勝己「別にいいだろ、こっちのほうが動きやすいんだわ。」
奏野「入学早々それは勇気あるね…」
トコトコと歩くと、桜の木が咲いているのに気がついた。
奏野「あ、桜!きれいだね〜」
勝己「プッwww」
奏野「え?何笑ってるの?」
勝己「動くんじゃねぇぞ?w」
奏野「う、うん…」
私の正面から、彼は私の頭の上に乗った何かを取った。
・・・。
あれ?
なんかこの会話、前にもしたような…
爆豪「あ゙?どうかしたか?」
奏野「あ、いや、なんでも…ない。」
爆豪「?」
私の勘違いかな。
疑問を抱きつつも、私達は雄英高校へと向かった。
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