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奏野「1−Aって。。。どこ☆」
勝己「ゼッテーに手ぇ離すなよ。」
1−A教室ってこんな遠いの?
なんか登校してきたとこより長い気が…そんな訳はないけど。
勝己「パッ」
奏野「アッ」
手離されちゃった。
ま、つかの間の幸せってやつだね。隣歩くのはいいけど、前歩くとちょっと不機嫌になるから、ちょっと後ろくらいから話しかけると機嫌良くなるなんだよ
奏野「中学のときはびっくりしたな〜、まさかあんなことしてくるなんて…」
勝己「うるっせぇ。俺は決めてたンだわ、ぜってーテメェだって。」
奏野「ま、告白するのが授業中っていうのは、ちょっとねぇ〜?」
勝己「チッ\\\」
私が告白されたのは中学3年の時。
授業で進路を決める際、隣の席だった私とかっちゃんは雄英高校に志望をしていた。
ただ、何故かかっちゃんは私のことは怒らず、デクくんだけを集中的にいじめていた。私は毎回その仲介役…
私が注意したらすぐやめるんだよね。舌打ちして。
その授業のときはかっちゃんが意外と機嫌が良かった。でも、先生がデクくんの名前をよんだ途端、機嫌が猛烈に悪くなった。
勝己「なんでテメェが俺と同じ土俵に立てンだよ!!!!💢」
奏野「ちょちょちょちょ!ストップ!だめだよ!というか、なんで私には言わないの?!そういうこと!!」
授業中に聞くのはちょっと勇気が必要だった。
でも、私が想像していた反応と、かっちゃんは違う反応をした。
急に、信じられないほど静かになって、言った言葉が衝撃だった。
勝己「テメェは俺とおんなじ土俵に立つ権利があンだよ。俺が認めた女なんだからな?奏野。」
そう言って私はキスをされた。
それが私達の関係の始まりだった。
その時の私は、キスされたあと気絶したっぽくて、保健室に寝てた。
その時に、もう逃げられないな、\(^o^)/オワタを感じた((
奏野「ま、そんな事があっての今だけど♪」
勝己「雄英でそのこと絶テェにバラすんじゃねぇぞ。」
奏野「わかってるよ〜。」
1−A教室の扉をかっちゃんがすごい勢いで開ける。
中には、メガネをかけた高身長の男の子がいた。
?「ちょっと、君!ものは大切に扱え!学校のものなんだぞ!」
勝己「あ゙ぁ?端役が何いってんだ?あ゙ぁ?」
奏野「ちょっと!ごめんなさい!次から気をつけますから…」
?「ん?君は違うだろ?彼とは何の関係もないんじゃないのか?」
奏野「いや、それが結構ありましt______」
勝己「俺の女だわ。クソが。」
そういった途端、メガネくんはボンッという音とともに動かなくなった。
勝己「ケッ雑魚がw」
奏野「あぁ…」
勝己「俺らの席どこだよ。」
奏野「あ、私かっちゃんの前だ…」
勝己「チッまぁ良いわ。知らねぇやつよりゃマシだ。」
奏野「マシ…」
席につくと、ぞろぞろと他の生徒たちが入ってきた。
隣の席に、とってもかわいい女子が座った。
自分よりずっと美人すぎて死ぬ…((
?「ねぇ、あんた。」
奏野「は、はい!」
?「ウォッごめん、脅かす気はなかった…w」
「うち、耳郎響香!よろしく!」
奏野「え、えと、私は絆菜奏野です。よろしくお願いします。」
響香「あんた美人じゃん、うらやまし〜。」
奏野「え?それは耳郎さんのほうじゃ…」
響香「うちなんか全然。胸小さいし。」
奏野「それは関係無いんじゃ…でも、性格とって可愛いし、いいな〜。私は性格があれだからな〜。」
響香「え、絶対違う。めっちゃいい子じゃん。」
奏野「もう〜!」
ガラッ🚪
?「友達ごっこがしたいなら外でやれ。ここは雄英だ。君等は合理性に欠くね。」
え。
そこまで言われるとメンタル豆腐の私には大ダメージが…((
消太「担任の相澤消太だ。よろしくね。」
え、担任の先生こっわ。
消太「早速だが、これを来てグラウンド集合。」
うっそ〜ん☆
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