2/11

1220人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
それは 半年前のある日 何の前触れもなくその日はやってきた。 「……全然、終わらないよ〜」 今日も 変わらずに課長に 頼まれた山のような仕事の数々。 時刻は 20時を過ぎ。 フロアに ぽつんとひとり寂しく残り 与えられた仕事を終わらせていく。 「望月?」 「え、あ、課長!?お疲れ様です!」 不意に 名前を呼ばれて 声のした方へと視線を移せば なぜか出先から直帰のはずの課長がいた。 .
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1220人が本棚に入れています
本棚に追加