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大切な人…… 柊二さんはいつもサラッと 私が欲しい言葉を言わなくても言ってくれる。 柊二さんの言葉は 魔法のように私を一喜一憂させ 辛くても悲しくても 不安に押しつぶされそうな時でも一瞬で私を笑顔にしてくれる。 「あの、柊二さん」 「ん?」 「どこに向かってるんですか?」 「当初の目的では夕食食べて俺の家にそのまま連れて帰る予定だったけど、予定変更」 「え?」 「ひよの願いを叶えてあげる」 ,
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