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何も言わずに
フロアを後にした課長。
……呆れた、よね。
でも
それでもいい。
私は与えられた
自分の仕事を終わらせるだけ。
きっと
何の
努力もせずに
何でもこなせるような
課長みたいな人に私の気持ちはわからない……
「ん〜っ、終わったぁ〜!!」
大きく
背伸びをしながら
時計を見れば時刻は22時。
課長のデスクに
終わらせた仕事をおき
会社を出れば
そこには見覚えのある人物が立っていた。
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