1384人が本棚に入れています
本棚に追加
柊二さんは
いつも
私のことを第一に考えてくれて
私が悲しまないように
傷つかないようにいつも気にかけてくれる。
「……私、バカですね」
「ん?」
「柊二さんのこと、一瞬でも疑ってしまった自分が情けなくて……」
「いいよ。ひよが不安になるたびに、ちゃんと俺がその不安を解消する。だから、きちんと俺に伝えて?」
「柊二さんは私を甘やかしすぎです……」
くるりと向きを変え
柊二さんの胸元に顔を埋め
すりすりと
頬擦りしながら
甘えるようにそう呟けば
目を細めながら小さく微笑みを浮かべた。
.
最初のコメントを投稿しよう!