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「んー。ごめんね、それは諦めて?俺は、ひよを甘やかせずにはいられないし、ひよを愛さずにもいられないんだ……」
「……でも私、このままだとダメになりそうです」
今でも
柊二さんに
依存しているくらいなのに
これ以上甘やかされると
きっと私は今以上にダメな人間になりそう……
「なればいいよ。っていうか、なってくれた方が俺は嬉しいよ」
「え?」
「だって、そうなればひよは一生俺から離れられなくなるでしょ?俺からしたら願ったり叶ったりだよ。」
「……じゃあ、もし、そうなったら責任とってくれますか?」
不安気に
柊二さんを
見上げながらそう聞けば
私とは裏腹に
自信気に"喜んで"と答えながら
私の唇へと触れるだけのキスを落とした。
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