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「愛してる」
「え?」
「愛してるよ、ひよ」
ふと
柊二さんが
私へと言ってくれた言葉。
……あ、これだ。
好きや大好きよりも
はるかに勝る愛してるって言葉。
「柊二さんありがとうございます、私」
後ろにいる
彼の方へと向きを変えて
ずっと
私の中であったモヤモヤが
晴れて嬉しさから笑顔でお礼を言えば
真剣な表情と瞳で
私のことを見つめる柊二さんと視線が絡んだ。
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