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「望月」 「は、はい!」 願いは虚しく 名前を呼ばれて課長の元へと向かう。 「これ、今日中に入力しろ」 目の前に 置かれた書類の束。 それも 今日中という私には 到底こなすことが出来ないハードすぎる仕事量。 「あの、今日中には無理です」 「あ?」 「いえ、わかりました……」 鬼課長からの 仕事を断れるわけもなく ずんっと 肩を落としながら 自分のデスクへと戻る最中 社員たちがドンマイって顔で私を見ていた。 .
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