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「妹?ひよが?ソイツ目、悪いんじゃない?」
「え、柊二さん?」
「俺には初めて会った時から、素敵な女性だったよ。俺は、ひよのこと妹だなんて一度も思ったことないし、これから先もそんなこと思うことはないな。」
「あの時の私は今よりも子供でしたから……」
よく先輩から
心配で目が
離せないって言われてたし
仕事がうまくいくと
ご褒美と言って飴やチョコをくれたり
今、思うとたしかに先輩の行動は
すべて妹にしたり言ったりしてそうな行動だった。
「だとしても、俺はないな」
「本当ですか?」
「だってさ今のひよ、自分では気づいてないだろうけどさっきのキスのせいで瞳を潤ませ、ほんのりと頬を染めてめちゃくちゃ色っぽい顔してるよ。」
「え?」
「あんな一瞬触れるだけのキスで、こんなにも色っぽい顔するひよは可愛いくて、むしろ俺はひよのことそういう対象でしか見れないんだけどね」
「えっ、ちょ、やだ!柊二さん、見ないでください!!」
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