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「ごめんね？残業するほどの量じゃなかったはずなんだけど」
「いえ、違うんです！私の効率が悪いだけなんで」
それに
たしかに
仕事量は多いけれど
課長から頼まれる
仕事はきちんと整理してあって
他の人から
頼まれるどんな仕事よりも
いつもやりやすくてすごく助かっている。
「ひよは何が食べたい？和洋中、好きなの選んでいいよ？」
「……えっと、いつも私が決めてるのでたまには課長が選んでください。」
「俺のことは気にしないで。ひよが食べたいものが俺の食べたい物だから」
「っ」
優しく微笑みながら
そう言われて胸の奥がキュンとする。
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