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膝までスウェットが引きずり降ろされていて股間がスースーするのがやたら気持ちいい。
「あっ……あっ……」
「あー、やらしい。やっぱホンモノの義久が一番やらしいな。ほら、こんな大勢の人に見られて、脚広げて……カウントして合図したらチンコ握って見せつけるようにしごくよ。5、4、3、2、1……」
パチンッ
手が止まんねぇ。ただでさえ身体が敏感なのに、こんなのすぐにイッ……。
「気持ちよくなっても射精できないよ」
パチンッ
ちょ! 待って。苦しい苦しい苦しい!! 手が止まらないのにイけない。
出したくて腰はどんどん上がっていくのにどうしようもなくて、必死で暁に訴えた。
「あ、きらぁ……だ、し……たい」
「内側のいいとこ押してもらわないとイけないよ」
「ばかぁ……ひぅ……ぐ……て、とめ……」
俺の止まらない手の上からローションを足されて、余計やばい刺激になって久々に涙がボロボロ出てくる。こんなにヤバい状態でガチガチのチンコなのになんで暴発しないんだよ……。
「あ、その顔久々かも。クル……」
「あき、あき……ら、いれ……て。い、かせて……も、むりぃ」
「可愛い。よく頑張ったね。ご褒美あげる」
暁が俺の脚を抱えてグッと先を押し入れてくる。……のに、入り口だけでグチュグチュさせている。
「たの、む……からぁ」
「エロい」
そう呟いた途端ズプンと入り込んだ暁のチンコが俺のいいとこをとらえて、俺は射精した。ガクガクと身体が震えて頭が真っ白だ。
わけわからんくらい気持ちいいのに暁がぱちゅぱちゅと腰を打ちつてけくる。
「だめぇ……あぅ……も、だめぇ……」
「相変わらず締め付けがキツい……気持ちいいけど、義久じゃないとイけなくなる」
「はぁうぅ……」
「っ――出る」
暁のチンコがぴくぴくと中で動いているのすら気持ちよくて、「あ、あ」と声がもれてしまう。そのまま暁はしばらく俺の中に居続けて、俺の身体に触れたり頭を撫でたりしていた。
「解除する? このまま寝ちゃうなら寝たあと身体拭いといてやる」
「ね、る……」
「わかった」
ぐったりしてて動けそうにない。
催眠は熟睡すると勝手に解けちゃうもんなんだ。でも残ることもないわけではないらしい。その場合は起きたあと解除すればいいだけなんだけど。
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