始まり

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朝… 目が覚めると、隣にルナはいなかった。僕はのそのそと着替えをして、リビングへ。 「ルナ…居ないのか…」 テーブルには、ルナが作った朝食と、置き手紙が置いてあった。 「置き手紙??…あ…あいつめぇ…」 置き手紙の内容は至ってシンプル…丸字で、「せいちゃん昨日は良かったよ♡」と書いてあるだけだ。 丸字を使う時は、大体からかい半分で書いている。本心ではどうなのか、さっぱり分からない。 「はぁ…」 ため息を付きながら、ルナが用意した朝食を平らげ、仕事に向かう事にした。
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