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波瑠は、その夜、悩みすぎて眠れなかった。
あたしに、仕事は、出来ない、、。
県庁の仕事だって、全然出来なくて、ミスばっかして、渋谷課長にいつも助けてもらってた、、。
それで、あまりに仕事が出来ないから、渋谷課長が、結婚して家庭に入らないか、と言ってくれたくらいなのだ、、。
ど、どうしよう。
働かなきゃいけなくなったら、、。
波瑠の頭の中は、不安が大きく渦を巻いていた。
その夜も、どうにか明け、朝になった。
しかし、波瑠は、朝食だけは、根性で作った。
料理だけは、波瑠の楽しみであり、生き甲斐のプライドなのだ。
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