4.個人戦の感想まとめ

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4.個人戦の感想まとめ

8月1日の女子フルーレ団体戦まで日本チームの出場がないため、個人戦終わっての感想をつらつらと書いていきたいと思います。(ちょっとだけフェンシング以外の感想もあり) ・女子エペ個人戦に出場した吉村美穂選手、ベスト16入りの大健闘。世界ランキング43位のため1回戦からの登場、しかも2回戦で東京大会金メダリスト相手に勝利してのベスト16入りは素晴らしい!個人的にはいちばんびっくりした(もちろん、ポジティブな意味で)結果でした。 ・男子サーブル個人戦に出場した吉田健人選手は、敗退後NHK のインタビューに答えながら、思わず言葉につまり悔し泣き😢そこへ「sorry 」と声をかけハグを求めてきたのは、対戦相手のアリ・パクダマン選手。「彼は最高だ、とても良かった」と吉田選手の肩をたたき、去っていくパクダマン選手。相手に敬意をはらい、健闘を称えあう姿。心温まるワンシーンでした。 ・女子フルーレ個人戦、私の推し、宮脇選手がついにオリンピックの舞台へ。ライブで応援したくて、この日のためにTVerダウンロードしましたよ、ええ。結果は残念でしたが、グラン・パレで躍動する姿を見られて嬉しかったです。 東選手、上野選手も2回戦敗退は予想外でしたが、まだ団体戦が残っています。ロンドンの男子フルーレ団体も、東京の男子エペ団体も、個人戦で思うような結果が得られなかったとこからのメダル獲得でしたから。応援あるのみです! ・男子エペ個人戦、加納虹輝選手、有言実行の金メダル!しかも3回戦で見延選手、準々決勝で山田選手を破ったフランスのヤニック・ボレル選手に決勝で勝利するとか、劇的がすぎる! TVerでハイライト動画を見ましたが、むしろ準決勝の方が一本勝負の大接戦で、結果わかっててもヒヤヒヤ😨 決勝は、加納選手のスピードと卓越した剣さばき、得意技のフレッシュ(一瞬で相手の懐にとびこんで突く、たとえて言うなら斎藤一の牙突みたいな技)で優位に試合をすすめ、フェンシングの母国フランスの観客もスタンディングオベーションする、美しい決勝点。文句なしの勝利! 日本フェンシング界の歴史にまたひとつ、新たな1ページが刻まれた瞬間を目にすることができて、感無量な、7月29日午前5時40分でした。
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