4.個人戦の感想まとめ

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・総合馬術団体、92年ぶり(団体では初)の銅メダル獲得のニュースを知った時、西竹一(バロン西)って、映画「硫黄島からの手紙」で伊原剛志さんが演じてた人だよね?その人がウラヌス号と一緒にオリンピック金メダルとってから92年ぶり?とんでもない快挙じゃん!しかも(私も含め)ノーマークだったから、ベルサイユ宮殿で競技してるにも関わらず、TVerと競馬専門のグリーン・チャンネルでしか中継してなかったですと?そうそう、こういうマイナースポーツが、メダルをとったことで一躍注目を集めるって、オリンピックの醍醐味だよね!と内心大興奮😆 ちなみに、表彰式ではお馬さんもメダルをもらっていて、大変ホッコリしました😚 ・逆の意味で「そうそう、オリンピックってこういうこと起きるよね……😨」となったのが女子サーブル個人戦。金メダル候補として注目を集めていた江村美咲選手が3回戦敗退。 私もわかりやすさ重視で世界ランキングを併記していますが、こういう波乱が起きるのもオリンピックあるある、なんですよね。 リオ五輪男子フルーレ個人戦で太田さんが格下の選手に敗れた(その後現役引退)のもしかり、1年365日あるなかのたった1日に、持てる実力を出しきることのなんと難しいことか……。 サーブル初のオリンピックメダルを、みたいな世間の期待は一旦忘れていただいて、ぜひ江村選手ご自身のためにフェンシングをしてもらいたいです。 そして、団体戦を戦い抜いたその先で、悔いなく笑顔で終われるよう願っています。 ・男子フルーレ個人戦、若き才能、飯村一輝選手が4位入賞。男子フルーレでは、東京大会個人戦の敷根選手、そして団体戦に続く4位。あとほんの少しなのに、メダルが遠い!でも、そのほんの少しの差を埋めるのに、果てしない努力が必要なんだろうな……。 ですが、飯村選手はまだ20才。準決勝、3位決定戦まで残り得た経験は、団体戦、そして次の五輪で、きっと活かされるはずです。 ・そして改めて思い知る、太田雄貴さんの偉大さ。 加納選手は、北京オリンピックで太田さんが銀メダルを獲得した試合を見て、フェンシングをはじめたそうです。 日本フェンシング界初のオリンピック銀メダリストを見てフェンシングをはじめた加納選手が、日本フェンシング界初の個人戦金メダリストに、そしていつか、加納選手の試合を見て、フェンシングをはじめた子どもたちが、世界に羽ばたく日がくるのかもしれません。 オリンピックに出る、で満足するのではなく、日本人でもオリンピックに出場してメダルを獲ることができる、をスタンダードに変えたのは、太田さんが残した大きな財産だったと、私は思います。 本日8月1日から最終日となる8月4日まで、団体戦に日本チームが出場します。出場選手ひとりひとりが、納得のいく試合ができるよう祈りながら、応援していきたいと思います!😆
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