7.推しの未来にカンパイ!!

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7.推しの未来にカンパイ!!

今回のパリオリンピック、日本フェンシングチームは、男子エペ個人戦、加納虹輝選手の金メダル獲得からはじまり、女子フルーレ団体戦銅メダル、男子エペ団体戦銀メダル、女子サーブル団体戦銅メダルと続き、男子フルーレ団体戦金メダル獲得で有終の美を飾り、日本フェンシング界初のオリンピックで5つのメダルを獲得しました。 テレビでもネットでも、連日フェンシングが話題にあがり、こんなにも注目を浴びたことあっただろうか?(いや、ない)ってくらいのフェンシングフィーバー状態。 でも、今回の結果は、決して一朝一夕でたどり着いたものじゃない。 限りある資金をフルーレの強化に全集中した北京オリンピックでの太田雄貴さんの銀メダル獲得、そしてロンドンオリンピックでの男子フルーレ団体戦での銀メダル獲得で、一時的に注目度は上がったけれど、全日本選手権はガラッガラの空席状態。オリンピックでのメダル獲得と競技の普及は別ものだという苦い経験も味わっています。 太田雄貴さんが会長に就任し、協会の改革にとりくんだ。 武井壮前会長は、自らの発信力を活かし、一生懸命フェンシング界を盛り上げてくれた。 強化費をフルーレ、エペ、サーブル、全種目に投下できるようになった。 海外からコーチを招へいし、フェンシング専用の練習場もでき、選手たちがオリンピックに向け、継続的に海外を転戦できる環境が整った。 北京オリンピックが開催された2008年から、実に16年。過去日本フェンシングチームに関わったすべての人たちの情熱と努力が、今大会の結果につながったのだと思います。 370d74de-fec2-4336-b654-94d730d9524f ↑ これは、私がフェンシングゴールドドリームプロジェクト2012に参加した時にもらった記念品。金額的には微力もいいとこでしたが、強化に協力できたいい思い出です。 (でもあの頃は、オリンピックでメダル5枚、うち金メダル2枚もとれる強い日本チームになるなんて、思いもしなかったなあ……) なお、今回はオリンピック記念切手、団体4チーム分全部購入して推し活しました! これからまた、次のロサンゼルスオリンピックに向けての戦いがはじまります。 日本選手たちへのマークはさらに厳しくなり、研究もされるでしょう。 協会は、選手の強化ともに次世代の育成、フェンシング競技の普及に取り組まなければいけません。 でも、日本フェンシングチームなら、どんな高い壁でも超えていけるような気がするんです。 きっとこの先には、明るい未来が待っている! 私はフェンサーでもない、ただのいち観る専ファンですが、そう信じて、これからもずっと、日本フェンシングチームを応援していきたいと思います!
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