1.フェンシングにまつわるエトセトラ

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・どんなユニフォームを着ているの? フェンシング選手は何枚も重ねて着こんでいるため、夏の試合会場は観ている側は肌寒いくらい空調が効いていることが多いです。 (画像は写真ACよりダウンロード) e10200d4-0312-4813-9e1f-f6b287d980ef まず、Tシャツの上に、ユニフォーム(下)を着ます。 ※半ズボンなので、下にはロングソックスとシューズをはいています その上に胸を覆うプラスチック製のプロテクターと、 布製の片そでプロテクターを着て…… あらかじめ剣につなげるボディコード(電気コード)を装着し、そでの中に通しておいてから、ユニフォーム(上)を着ます。 ※フルーレとサーブルの選手は、さらにこの上からメタルジャケットを着用します。 最後にグローブをはめれば…… できあがり! ・マスクについて 試合をする際には、安全のため、必ずマスクをかぶります。 選手によっては、面の部分に国旗の柄をプリントしたマスクをかぶっていることがあるので、オリンピック観戦の際にはチェックしてみてください。 ・剣について 種目により使う剣は異なり、持ち手の形状もいくつかあります。実は、持ち手、つば、刀身、とパーツごとバラ売りも可能で、自分に合うようパーツを組み合わせて、剣をカスタマイズすることもできるんです。(もちろん基準の範囲内で、ですが) フルーレ→つばの部分が3種目の中でいちばん小さい。 エペ→おわんのような形のつばが特徴。 サーブル→いわゆるサーベルのような形の剣です。 持ち手の種類としては、まっすぐなものがフレンチ、指をかける突起がいくつかあるものが、ビスコンチもしくはベルギアンです。 ・剣は武器だ! いや、そりゃそうでしょ、なんですが(苦笑) なにを言いたいかというと、フェンシングの試合では、必ず武器検査が行われるよ、って話です。 剣、マスク、メタルジャケットなど使う用具はそれぞれに基準が決められていて、基準が守られているかをチェックするため、武器検査が行われます。 いかんせん電気を使うので、通電トラブルなど不測の事態が起こることもあります。 そのため選手たちは使う用具について、予備を含め複数持参するのですが、当然、その全てについて武器検査を受け、合格しておかないと、試合では使えません。
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