なにもない

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なにもない

 また頭痛がする、ここには、 なにもない、だから頭の痛みを耐える しかない、ふらふらと歩くが、だれも、 助けちゃくれない、ここでは一人なんだ 、そうふと思ったが現状は変わらない  彼女または奥さんらしい人を見る度に、頭痛がするのが気になりだした、 気のせいだと信じたい、この世界は何を 伝えたいのだろうか?もっと、先へ進めなければ、歩け俺の足、進め俺の足よ  暗闇に目は慣れているが、心が追い つかない、これほど暗闇とは、怖いものだったろうか?昔は、真っ暗の中、パソコンの灯りだけを、見ていたはずだったのに、同じ様なものなのに、おかしいな  記憶にも色々ある、大切なペットと暮らした記憶、大切な物の記憶、大切な場所の記憶とさまざまだ、誰でも一つあるが、消えさせたい記憶もあることも確かだ、嫌な記憶とは、残ってほしく  ないのかもしれないな、だからこそ、その人に思い出してほしいのだ、つらい記憶でもか…なんて、神様はひどい人なのだろうか、そんな事言われる神様もかわいそうだ、本当になんでだろうな  いつかは消えゆく記憶でも、忘れない事が大切なのだと、しみじみ思う、だからこそ、大切な記憶の事を、その人の事をバカになどしてはいけない、本当に 消えてしまってからでは遅いのだ
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