🏛55体目の悪神🏛

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腕が6本、銀の長髪 全長10mぐらいで、黒い装束の… ペラペラ…ペラペラ… わたし イサリア・テクノシア 「見つけた!」 わたしはそのページを 開き、自分の頭上に掲げた。 6d7ff4b3-e54a-4f77-831f-39d128da95e7 わたし イサリア・テクノシア 「そなたの名前は欲望の悪神、エピュシウス! 破壊神よ、その罪を償いたまえ!」 本は光を放ち、黄色と緋色の光鎖(こうさ)が 悪神エピュシウスに放たれた! 欲望の悪神 エピュシウス 「…!?」 9429916e-f0c8-4b18-bf25-0d10d3af6b12 わたし イサリア・テクノシア 「くっ…抵抗してくる…! 悪神エピュシウスよ! 己の罪を認め、贖罪(しょくざい)せよ!」 エピュシウスの姿が縮んできた! 欲望の悪神 エピュシウス 「ッァア…!」 最後に、背中をのけぞらせ空を仰いだ瞬間 本の中に入れる事に成功したけど… 閉じた本が暴れるから、股の間にはさみ 両手ではさみ…本が開かないようにする! わたし イサリア・テクノシア 「怒れる悪神よ、静まれ! 鎮まりたまえ!」 それからしばらくして 本が動かなくなり、全身から力が抜けた… わたし イサリア・テクノシア 「はぁはぁ…なんとか なった、みたい…」 その場に、へたりこんでると避難していた ラヴァンロッシュタウンの街人達が、駆け寄る。 街人 「おお!やったぞ!」 「神封じ(ゴッドシール)の彼女が 悪神を封印してくれた!」 「感謝します!ありがとう!」 街人達に囲まれて、感謝され わたしは、少しだけ照れくさくなった。
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