🏛3ヶ月後🏛

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わたしは、エピュシウスを縛る 聖鎖(せいさ)を外す… わたし イサリア・テクノシア 「お願い!お願いします! あなたの力が、必要なんです! でないと街の人達が、また…!」 うぬぬ、そっぽを向かれた… 本の中より 『街人共がどうなろうが私の知ったことではない 貴様、ひとりで、なんとかするがいい。』 鎖を外して、いつでも 本の外に出れるようにしてるのに 全然、出てきてくれない! うう…こ、こうなったら仕方がない 彼は欲望の悪神、だから… わたし イサリア・テクノシア 「も、もし…追い払ってくれたら わたしの、だ、大事なものを捧げてあげるから… お、お願いしますっ」 あ、顔がこっちを向いた! 本の中より 『本当か!?//よ、よし… ならば、すぐに協力してやろう 見たところ、ここは 建物の中だな…外に出ろ。』 わたしは頷き、エピュシウスのページに 手をはさみ、本を半閉じして 図書館を出て、急ぎ偽物の前に立つ。 わたし イサリア・テクノシア 「よくも、そんなことが 言えたわね…偽物さん。」 ローブの男が、こちらに顔を向ける。 ローブの男 「ほう、どこに その根拠があるのかね?お嬢ちゃん」 わたし イサリア・テクノシア 「本物は、ここにいるから!」 本を開くと、本物の エピュシウスが出てきてくれた! そして、男の前で、片膝立ちになる。 欲望の悪神 エピュシウス 「私が、本物だ…小物め…」 エピュシウスの指が、デコピンする時の形になった! da2106bf-c258-431c-bbb0-27c0fda8dc96
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