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「ん……終わった。」
乾いた髪にヘアオイルを塗ってから、何度か手ぐしを入れて髪を撫でてくれた颯斗。そのタイミングで私も歯ブラシを片付けた。
「颯斗のおかげで早く乾いた!ありがとう!」
振り返ってお礼を言った直後、後頭部に手を回されたことに驚いて目を丸くした私の唇を…颯斗が素早く塞いだ。
「─…んっ、、はやっ…と」
呼吸をも奪うような激しいキスに、立っていられなくなって颯斗の腕にギュッとしがみついた。
それが合図だったと言わんばかりに、その場で横抱き…所謂、お姫様抱っこで寝室まで運ばれ、、
二人で使っているセミダブルのベッドに私の身体を優しく寝かせた颯斗は…素早く衣類を脱ぎ捨てて、私の上に馬乗りになる。
「あ…っ…待って、、先に水が飲みたいっ」
お風呂上がり、、先に水分を補給したいと告げた私を見て…ベッドサイドに手を伸ばした彼は、、
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