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「…は?え、なにそれ?!もう1ヶ月ヤってないってこと?!」
「しーっ!声がデカいっ!!!」
休日、高校からの親友である美雪を誘ってランチをしていた際に…かれこれ1ヶ月颯斗とそーいうことをシていないことを打ち明ければとても驚かれてしまった。
「……アンタらもう熟年夫婦並みに一緒に居るもんね。要は飽きたんじゃないの?吉岡の方が菜々に欲情シなくなったって。そう考えるのが一番自然じゃない?単純に、他の女に走りたくなった…とか?」
容赦なく思ったことをズバズバ言ってくる美雪。それは時に有難くもあり…時に辛くもある
「仕事が、忙しいんだと思うけど…」
「吉岡の仕事って、確か美容師だよね?客は勿論だけど、職場にも若い女なんてウジャウジャ居るでしょ」
「それはっ…そうだけど、」
「そんなんでいいの?もうすぐ私たち三十路だよ?ハッキリさせた方が良くない?これから先も一緒にいる気があるのか、吉岡に聞くべきだと私は思う。」
そんな簡単に言われても、困る。
もしも一緒にいる気がないと言われてしまったら…私はこの先どうやって生きていけばいいのか、分からないよ。
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