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「ん?…今日はKーPOP?明日来るお客さんにファンの子がいるの?」
「あぁ…明日はKーPOP祭り。予約客の過半数が韓国推しだから、曲聴いて予習してる」
颯斗の趣味ではないKーPOPが車内に流れているが、これも全てお客さんとの会話のネタにする為に予習しているものだと知っているから違和感は特にない。
洋楽がかかっている日もあれば、日本の男性アイドルグループの曲が流れている日もある。アニソンや最新ドラマの主題歌まで。
様々なジャンルに対応できるように、颯斗は常日頃から自分の時間を仕事で活かせる事のために使っているように思えた。
「この曲、人気だよね…振り付けがSNSでバズったみたいで。KーPOPに疎い私でも知ってる」
「……は?菜々、お前SNSやってんの?」
おっと、、
これは墓穴を掘ってしまったかもしれない。
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