第13章

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「お兄ちゃんは、怪我しちゃったから今診て貰ってるから持とうね。 終ったら『ありがとう』を言おうね。」 「うん。まだかなぁー」 花ちゃんは処置室の前に行き、待ってる様子が可愛かった。 すると先生が出てきた。 「先生、息子は…」 「命は大丈夫ですが、腰と右足の骨折です。 ですが、もしかすると歩けなくなるかも知れません。」 「それは、寝たきりの生活と言うことですか?」 「いえ、車椅子の生活になる可能性の方です。」
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