第13章

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この親子は加害者じゃないのになっ。 俺達と一緒で被害者。 すると女の子が俺に 「お兄ちゃんに会いたい。」 呟いた。すると母親も俺やお袋に『会わせて下さい』って頼んできた。 お袋は『どうぞ…会ってやって下さい。』と言うと看護師に頼みに行った。 許可をもらい、2人が入って行き出てくるとお礼をいい“毎日来ます”と言い残し帰って行った。 「斗輝、望は幸せね。 あんなにも感謝されて…自慢の子だわ―…」
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