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ナオトがそういうと、シラセはこう言い返した。
「ナオトさん、何を言いますか!ラムエさんは女神ですよ!普通のチャクリスではありません。女神と神が一緒にいて何か問題がありますか?」
シラセにここまで言われると、神官もナオトも何も言い返せず、3人で帰宅することとなった。
肩にシラセを連れて歩いていると目立つと思ったのか、シラセはぬいぐるみ風に姿を変えた。
感触はもふもふで、本当に土偶を模したようなぬいぐるみとなった。
「外に出るときは、この姿でいますから、お2人はどうぞ安心してお出かけください」
「シラセってすごいね!ぬいぐるみにも変身できるんだね♪」
帰り道、街中で、ラムエがあまりに大きな声で話すので、さすがのシラセも声のトーンを落とすように言った。
「外でわたしのことを、大声で話すと目立ちすぎます…(苦笑)」
「そうだよ、ラムエ…ちょっと落ち着けよ…」
ナオトもラムエがあまりにはしゃぎすぎているので、少し落ち着くように諭した。
「はーーい…でも、地球防衛軍☆ちょっとカッコイイかも…!」
「ナオトさん、困りましたね…ラムエさんはいつもこんなに元気なのですか?」
「久しぶりですね…こんなに元気なのは」
地球防衛軍は静かに始動した。
だが、これは4つの国の崩壊と地球の滅亡のはじまりでもあった。
それを食い止めることができるのだろうか。
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