5話 地球防衛軍始動とシラセの降臨

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「真実の天秤を使っていたようですが…あれは、悪の神からの天命です。この地球と4つの国が崩壊することを予知しています。ですが、地球防衛軍を作るという指示はわたしが出しました。今すぐに地球防衛軍を作り、4つの国が平和に暮らせるようにしていくように」 神聖な空気が流れているにも関わらず、ラムエはタメ口でシラセにこう言った。 「ねぇ、私も地球防衛軍に入っているの?」 ラムエの質問に、シラセは少し口角を上げて答えた。 「あなたも地球防衛軍に入ってますよ。それと…」 シラセはスッと、ラムエの肩から離れ、浮かび上がった。 そして、目からとてつもない光りを放ち、ピエモンテとアテムが召喚された。 いきなり、2人はイースの聖堂に召喚され、シラセとラムエ、さらに神官たちがいるので、わけがわからずにいる。 しかも、ピエモンテは仕事に行く途中だった。 「ちょっと待て!なんでイースの聖堂にいるんだ!?仕事に遅刻したらどうするんだ!」 遅刻をしたらまずいと思ったのか、焦ってシラセに怒りをぶつけた。 ピエモンテの態度に、神官たちはピエモンテを無理矢理、跪かせようとするが、それをシラセは止めた。
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