【あとがき】

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【あとがき】

「二人で向日葵」を最後までお読み下さいまして有難うございました。 1話目で結末が推測できるストーリィですが、その過程をお楽しみ頂けましたでしょうか。 第1話から登場するフォルクスワーゲン・ビートルは「空冷式ビートル」とか「タイプⅠ」とか呼ばれ、世界中で愛された車でした。昔は街でもよく見掛けたものですが、最近ではすっかり減ったようです。そして、最終話に出て来る「ザ・ビートル」はそのビートルの最終形で、2019年に生産を終了しています。 さて、その後、家族の愛車は無事『向日葵号』になったようですが、標準装備の一輪挿しには、いつもひまわりが生けてあるとか。きっとひまわりは、ずっと家族を照らす太陽になることでしょう。  この度は「二人で向日葵」をお読み下さいまして有難うございました。 ※表紙などで下記の素材を使用させて頂きました。有難うございました。 ・表紙のひまわり  小さなひまわり  :ピアノさま ひまわり畑 夏背景:mskさま ・タイトルフォント あずきフォント  :日向梓さま +++  なお、本編は自動車が出てくる短編3部作の一つです。 一つ目は3年前に公開した『床下のパーカス』。二つ目が本編で、実はもう一つありまして、新作が枯渇した際にでも公開したいと思っています。  自動車は、世話にならない人を滅多に見ないくらい身近な存在で、喜びや哀しみを車内で共にした人も多いと思います。いろんな人生を自動車はどう感じているのでしょうか。時には赤面したり、時には静かに温めてくれたり、そして時には息切れしてしまったり…するかも知れません。  そんなことから『お務めご苦労さま』と声を掛けてあげたくなる三台を主役にした次第です。                       🚘 Suzugranpa 6b6bc41e-ada0-4690-8175-7f6caf5fcbdc
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