恋愛のメソッド

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「そ、そうかな」 若くて綺麗 それを聞いて少しだけ舞い上がりそうになるが いやいや落ち着け、わたし 若いうちは誰でもみんなきれいだから 昼休みになり スマホのダウンロードサービスから 色々見て、良さげなマッチングアプリを 見つけるとアプリをダウンロード 夏美は、とりあえず登録だけ済ませると 今度はメッセージアプリを確認 あれ? 珍しい人からメッセージ どうしたんだろ 何かあったのかな? 私はそのメッセージに対し 返信を打つのに夢中になっていて ふと気がついて壁の時計を見ると 既に昼休み終わりギリギリの時間で うっそ〜! もうこんな時間? 私はスマホをバックにしまうと 慌ててデスクに戻ったのだった その週の終わりの金曜日 夏美は就業後、東京駅に来ていた 八重洲口の改札で待ち合わせた相手は 「夏美〜〜〜‼︎」 「キャー!美穂、久しぶり〜!」 もはや懐かしきデパガ時代の同期 柿崎…いや、早瀬美穂 ここ、東京駅に降臨…!
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