独身LA族 或いは裸族の狂騒

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 私はベッドにダイブした。根が生えたようにここからは動けない。片手には携帯電話。スマホを持つ手は、30女にしては硬めの体毛がはえている。しかし、火曜日の夜に剃る気力があるわけがない。驚くべきことにまだ平日2日目である。あと3日勤務しなければならないのに、圧倒的な疲労感。指を膣に軽く入れると粘土の低い黄色いおりものなので、時期的なことを鑑みても恐らく生理の数日前である。流石に下の分泌物を触ったのでしかたなくベッドから転げ落ちるようにおりてウエットティッシュで拭いて、床に捨てた。レズビアンでも女は女なので生理は来るのだ。 7月半ばでは一日中オフィスにいても、行き帰りで汗ばんでしまう。お風呂に入ろうと努力した結果、服は脱いだが、どうしてもしんどい。しまむらで購入した5枚入りの安パンツのみを履いたままの状態でベッドに寝そべる私は、裸族ー改めフランス風にーLA族と名乗っておこう。 裸で携帯をいじっていると手は自然にエロ動画に行き着いて、老人(男)とティーンエージャー(女)の罰ゲームのようなセックスを鑑賞した。女の子の金髪と純白の肌、ピンクの乳首が可愛い。白髪のシミだらけの老人に侵されているのが嗜虐的で、挿入時のたるんだケツを見ると複雑な気持ちがした。次に、首から下のみが画角の色白の巨乳若雌のセックス動画にたどり着く。眠りにつく。うつむきの体位になるとおっぱいがダイナミックに左右に揺れていた。見終えると、まだ夕飯も入浴も終わっていないのにまぶたが下がってくる。
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