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第14章
【萌佳side】
中に入った斗輝から連絡があって、お義母さんと病院の中に戻ると、斗輝が『今から病室に移るから、お袋は入院に必要なものを持って来いよ。』って
言うとすぐにお義母さんは取りに帰った。
病室に入る望君は中々出てこないで、大きな荷物をもったお義母さんが戻ってきた。
しばらくして集中治療室からベットごと望君が出てきた。
「望君―…」
「望。よかった…」
「母さん、義姉さん…」
「よろしいですか。病室に運んでも…」
ハッとして看護師さんに頷くと後ろをついて行った。
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