第14章

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病室についてから看護師が出て行くと中に入った。 「母さん心配かけてゴメン。 あの時、女の子を助けなきゃって勝手に体が動いて、女の子を捕まえて安心したら逃げるのが遅くなった。 最後は¨あの子¨が『お兄ちゃん―…』って叫ぶ声しかわからなくて…気を失ったんだ―。 ¨あの子¨の事が気がかりだった。 ほんとに心配かけてごめんなさい…」 「望は私達の自慢の子よ。よく助けたわね。 事故に遭ったって聞いて驚いてしまったけど… 今日、寝てる望のとこに女の子が行ったのよ。
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