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リーゼロッテは、ハァハァと荒い息を整えて我に返って初めて、夫の頭が自分の股間にあるのにやっと気付いた。慌てて脚を閉じようとしたが、頭が邪魔をして夫の目の前に女陰を晒したままになってしまい、カーっと顔が熱くなった。
「え?! 嫌! 恥ずかしい、そんな所、見ないで!」
「君に気持ちよくなってもらうには、ココをもっとかわいがらなくちゃ。ココも持ち主の君と同じく、とっても綺麗だから、恥ずかしがる事ないよ」
アントンはそう言うと、花芯を一心不乱に舐め始めた。ピチャピチャと水音が部屋に響く。陰核を舐めながら、愛液で濡れそぼった陰唇を指で何度もなぞる。その度にリーゼロッテの身体にゾクゾクとした快感が走った。
「んあああ! ア、アントン! ああ、駄目っ、そこ駄目! あああ!」
「駄目じゃなくていい、でしょ? 指を膣に入れるよ」
「え?!」
リーゼロッテは、乱暴に指を突っ込まれたのを思い出し、再び絶頂に上りかけていた感覚が波のようにさーっと引いていった。アントンは、妻が一瞬で身体を固くしたのに気付き、表情を曇らせた。
「ごめんね、あんな乱暴な風にはしない。約束する、ゆっくり優しくするよ。ナカからでも気持ちよくなってほしい。さっきみたいな感覚がきたら、イくって教えてね」
アントンは女陰に再び顔を近づけ、舌で陰核を愛撫し始めた。その間、彼の指は陰唇をそっとなぞりながら、少しずつ蜜口へ近づいていく。指が蜜口に当てられ、ほんの少しずつ隘路を進んでいく。アントンは、そうしている間もゆっくりと指を回転させ、膣壁に刺激を与えた。その愛撫の仕方は優しく、リーゼロッテに安心を与え、ナカからの愛撫への抵抗を取り去った。
「あああ……あっ、ああああっ! イ、イく!」
蜜壺の中のある1点を押すと、リーゼロッテは背中を弓なりにして再びガクガクと震えた。蜜壺から愛液がしとどに流れ落ち、アントンの手首まで濡らした。彼が指を蜜壺から抜くと、指から白っぽい粘液がつうっと落ち、蜜口は挿入を求めてパクパクと開閉した。アントンがそこに舌を差し入れ、ジュルジュルと愛液を堪能すると、リーゼロッテはまた身体を振るわせて絶頂した。
「ああああーっ! あん! また、また、イっちゃう!」
「イって! 最高に気持ちよくなって!」
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