第15章

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それから1週間、斗輝は学校に行き、私は病院に通った。 この1週間の間は望君は彼女…三条さんの事は触れなかった。 彼女からはメールが何度かあった。 《望君はまだ会ってくれませんか?》 って内容のメール。 私は、まだ伝えず望君が言うのを待ってる。 花ちゃんは毎日やって来る。 お母さんが手作りお菓子を持って―… 病室に笑顔が溢れ、笑い声が響いている。 そんな中、気になったから聞いた。 「あのうー家の方は大丈夫なんですか? 午後から夕方までおられて…私達はいいんですけど―…」
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