第15章

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ベットに寝てるけど、起きてるからか不思議そうに言う。 寝転んだままだから、小さい子にはわからないもんね。 だから望君は、優しい口調で聞いて、女の子も怪我してるからって…。 そして謝ってて…。 望君の立ち直るきっかけになってくれたら…そんな風に思ってみてた。 花ちゃんが病院に毎日、来たいといいだした。 望君も毎日はママが大変だと気遣っている。 お母さんは、あたし達に遠慮して… だけど、怪我してこんな身体になってやっと心を開き始めてると思ったから私は―…花ちゃんが来てくれた方がいいってお願いした。 あたしが頭を下げるから斗輝も一緒に下げてくれた。
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