6人が本棚に入れています
本棚に追加
「ほんとにいいんですか?ありがとう…ありがとうございます。」
「花ちゃん、望お兄ちゃんに会いに来てね。」
「いいの…お姉ちゃん。」
私がニコって笑うと喜ぶ女の子に望君が『助けて良かったー』と呟いたの聞き、ホッとした。
それは斗輝もだろう…
やっと食欲の出た望君は、花ちゃんとお菓子をベットに座らせて食べている。
花ちゃんのお母さんは望君の怪我を見てトイレで泣いてたのか、戻って来たら
目が赤かった。
斗輝も気づいていても何も言わない。
親子が帰って行くと望君は口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!