第16章

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「疲れただろう…早く寝るんだよ。」 お義父さんも『おやすみ』といい、寝室に向ったので、私達も部屋に戻った。 部屋に入り着替えるとギュッと抱き締められて『離れるな…頼む。』と消え入りそうな声で呟く斗輝に辛くなった。 もう離れるって言わないようにしよう。 「斗輝、離れない。傍にいるから…傍にいさせてね。」 「当たり前…」 「寝ようね。」 「あぁ。」 2人でベットに入るとすぐに眠ってしまった。
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