第17章

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「こんにちは。私達がいてゴメンね。」 「いえ、大丈夫です。」 「花ーお兄ちゃんね、お姉ちゃんとお話があるから、ママや大きいお姉ちゃんとこっちで絵を書いていようね。」 でも花ちゃんは『イヤ!』と言って望君にしがみついてしまった―…。 「花ちゃん、ここにいていいよ。 花のお母さん、気にしないで下さい。 それから、桜も座れば?」 ベットの横のパイプ椅子に座るように言う望君。 「あっ…うん。体はいいの?」 「あーよくわかんない。まだ動かせないからー…」
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