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「そうだけど、まだリハビリもどれくらいかかるかも分からない。負担もかけたくなんだ。」
「そ、それはー…別れるって事?」
「あぁ…桜は受験に専念して欲しいんだよ。」
「……」
俺が別れを切り出したから、泣きそうな顔をした。
「ゴメンなー。
ずっと付き合っていきたいと思ってたけど、こんな身体になったし、先もわからないままの状態で、桜の傍にいるのは正直辛い。
顔を見るのも辛いんだよ。」
頼む分かってほしいー…
「…わ、私は、それでも望君がー…」
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