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「望君、昨日帰ったらー…桜ちゃんが家に来てたの。」
「えっ…」
「望君の様子を聞きたいって。一応、今話せる事を教えたのね。」
「うん。」
「そして、私と斗輝でね。
今は、望君の事、忘れて受験に頑張って欲しいっていったの。」
「あっ、うん。」
「そしたら、泣いちゃってね。
泣き止むと1度でいいから会いたいって言われたから、今日、昼過ぎにここに
来るんだけど…」
望君は黙って顔を歪めた。
「勝手な事してゴメン。
でも、私も斗輝も1ヶ月たったし、前にお互いが進むのがいいって思ったの…」
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