第20章

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「実はその為に僕も病院について来たんだよ。 僕に来れるようにして欲しいって言われて… きっと萌佳ちゃんは、身体を気にしてくるからって。」 優しい子だからと付け加えて美和さんを見る。 「家も近いと聞いてて喜ぶ妻や花の事を考えると今のままがいいと思うしな。」 「ありがとうございます。来月からリハビリで花ちゃんの存在が望君には大きいので助かります。」 そのまま旦那さんも残り、夕方私も車で送ってくれた。 「ほんとに近いな。」 「歩いて10分です。」 「お互いに遊びに来れる距離だな。」 「でしょ…」 お礼をいい車から降りて家に入って行った。
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