第23章

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「小さいのにすげー重く感じるな。」 パパの顔をした。 「よく頑張ったな。」 チュッとホッペにキスをするのを見て微笑ましかった。 「廊下の家族さんに見せに行きましょうか? お母さんは休んでいてくださいね。」 看護師さんに言われ、斗輝は分娩室をわが子を抱き出ていった。 私は睡魔が襲ってきて眠りにつく。 その間に後処理も行われたみたい。 目が覚めると病室にいてソファーに眠る義父さん達。 斗輝はベットにうつぶせて眠っている。 そっと髪に手をあてて撫でると 「…んっ…」 目を覚ました斗輝がいる。 「萌佳、起きてたのか?」 「今、起きたの。起こしてゴメン。」
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