会社の存続のために

7/14
前へ
/31ページ
次へ
「橘さん、お宅との取引を改めさせてもらう。 南條も、本條もになるだろう…息子達が動くだろうからな。両社とも…」 「そんな…どうして」 「それは両社の息子が萌佳や息子の友人だからです。」 「……」 不覚にも両社の息子が来て罵られた。 痺れを切らせた奥さんが『娘さんを呼んでください。』と言った。 戸惑いを隠せないが呼び寄せた。 「ママ達、何なのーこんなとこに呼び出してー」 「あなた、斗輝さんの家に行った?」 「斗輝さんって言うか、彼女の家に行って別れてって言ったわよ。 一般人のあなたじゃ、会社の役にたたないから邪魔にしかならないって…」
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加