二章

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二章

よく仁一は金の亡者だと言われた。・・・・・その言葉は仁一にとっては銃で撃たれたと思うほど辛かった。仁一は真実で無い事が嫌いだ、でも他の人達からしたらそうとしか思えない。  第二章カフェで待ち合わせ  花はいつもは着ない服を自分の木造りの古いカビの生えやすいアパートの二階に行く階段を登り一番最初に見える部屋の中のカビが最も生えにくい、窓から離れたロッカーから取り出した。  この服は花の最初の給料で買った物だ。・・・・・・・・・あの時の花はこの働くということに夢見て居た。だが今となっては冗談でも働くということに楽しいと言えなくなってしまって居る。  そんな中ある日突然本店から配属された鬼神が配属されたその日に花をお茶に誘った。・・・・・・・花は表には出さなかったが内心活気を帯びていた。  その時の花は昔の頃を思い出した。高校で初めて彼氏を作り初めてのデートはその花の彼がカフェに誘った事を。  花は好きな人とカフェに行ける事がとても嬉しかった。しかもデートという形でだ。その肩書きだけで花は高く飛ぶ鳥のように優雅な気持ちを感じられた。  それと同じように花は今日今も心の中だけで喜んでいた。  今日今から行くカフェはとても興味深い・・・・・・・・そう花はカフェをスマホで調べてカフェの写真を見て思った。  花はいつもこの休みの日は映画では無く独りでこの繁華街から飛び出して、私は自由だと心で言いながら少し声にこばれながら一番近くの駅に一万円のピンクの鞄を片手に持ちながら明日筋肉痛覚悟で走る。・・・・・・そして駅につくと片手に掛けてあった鞄は少し蒸れていて花の正美に負けていない顔の眉間からは、汗が滲み出ている。・・・・・・・・・それでも花は関係なしに駅につき駅員に話けて切符を買ってそしてそのまま電車が来る場所までまた走る。  大体はこんな感じで花は休日を過ごす。・・・・・・・・このたまにの楽しみだけで花は日々の仕事の疲れが一瞬にして消える。  でも今日はさらに、花の気持ちが弾むデートでは無いが男の人と二人でカフェだ。  それこそ花は最初鬼神の事を見た時は怖かったが今はそんな事はない。・・・・・・・・・・・その理由は、鬼神に性という文字がない事に花はここ数日密室で花と鬼神二人きりで仕事して花は理解した。  だから今大事な服に花は着替えている。・・・・・・・・袖に腕を通して、ピンクの下着を隠すようにしてちょっとしたシャツを着た。  そしてついに花は白いワンピースをきた。  花はとても気分が良くなった。・・・・・・・・・・なんだか不思議な気分だったからだ。  そして今鬼神は、タワマンの最上階で運動マシンで筋トレとかをしていた。  鬼神は、ほぼ毎日白のタンクトップと涼しい青の半ズボンを着て筋トレをする。・・・・・・・鬼神の部屋はまるでジムトレーニングをするだけに作られたようだ。  そして、鬼神は自分の部屋でスピーカーをスマホ操作で歌を流した。  鬼神はうるさい歌,や、デスメタル,アカペラ,ラップ,ヒップホップ,が嫌いだ。・・・・・・・だから今聞いている歌は静かな日本の歌だ、この歌を鬼神はカラオケでよく歌う。・・・・・・・・・点はいつも変わらず九〇点だ、そのため鬼神は友達から歌が上手いと言われる。  だが鬼神は一曲しか歌わない、だから友達からは上手いとも言われるが宝の持ち腐れとも言われる。  でも鬼神は全く気にしない。  そして鬼神は歌を流しながら鼻声でその歌を歌いながら今筋トレが終わり、スーツが置いてある、寝室のロッカーに向かった。  スピーカーで流された歌は鬼神が寝室に近づくたびにほんの少しずつだが聞こえにくくなった。・・・・・・そのためか鬼神はスピーカーをスマホ操作で切って、鬼神の青い半ズボンのポケットに入っているワイヤーが付いていないイヤホンに繋ぎ直した。  だから鬼神は、ポケットに手を突っ込んだ。・・・・・・・・・そしてそのままプラスチックのような箱に入ったイヤホンをポケットで握り出した。  そして、イヤホンが入っている黒の箱から二つのイヤホンを取り、耳にはめてまた歌を流し始めた黒の箱はまたポケットに入れた。  そしてそのまままた寝室に向かった。・・・・・・鬼神のタワマンの部屋はとても広い、だから鬼神の一人暮らしはとても充実している。  だけどこのタワマンには少し不便なとこもある、、、、、、、それはこの部屋が広すぎて寝室やシャワールームが遠い事だ。  でも鬼神はこれも運動だと思い、楽しくこの部屋をグルグルと何も用事がなくても歩く。  どうしてここまで鬼神が筋トレが好きかというと、鬼神は花のキャバクラの本店でクレーム処理担当だからだ。  そのためクレーマーに恨みを買われてしまう。・・・・・・・・・・・・・だから鬼神は筋トレを頑張りたまにの仕事の休みはボクシングジムに向かう。家にはもちろんサンドバッグがある。  そして、鬼神は寝室についた。・・・・・・・・・・なので鬼神はベッドの真反対の白のロッカーからスーツを取った。
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