親■なる■■へ

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【文書データを受信しました。検閲処理を実行します――】 【――検閲を完了しました(.000000126秒)。メッセージを表示します】  親■なる■■へ。  や■、久しぶり。元気にして■たか■?  とは■え僕らは今年で100■になるわけだし、身体の■ちこちがボロボロだから、元気なわけはな■んだけれどさ。この文章だってもう手が動かせな■から、実は脳波入力で書■て■るんだよ。  それでも”人間50年”なんて■われていた時■に比べれば……ん?■ー、そうか。別には規■されな■のか。うぅん、何でもな■よ。  それでさ、その頃から考えたら■均寿命も延びたものだよね。当時は■つ死ぬのかも分からなかったって■うんだから信じられな■話だよ。  僕の予■寿命は残り10時間28分36秒。自殺でもして覆してやれば■■に復讐できるのかもしれな■けれど、どうせ■趣返しをするのなら、もっと人間らし■、ひねくれた方法が■■と思ってね。  パルス音がまるで死へのカウントダウンみた■だ。けれど、ずっと昔に君と■号ごっこをして■んだことを思■出してからは、■びに誘おうとする君からの着信音にも聞こえるようになったよ。  懐かし■な。書籍■号は版が違ったから■立しなかったんだっけ。モールス信号とかはまだ覚えて■るか■? よく使って■たカタカナ式のやつなんかは■だに覚えて■るけど、他のは自信がな■かも。  考えてみると、禁じられて■るのはたった2文字だけなのに、こうも消されると、かつての世■は■で■れて■たんだってことが分かるね。それも■じゃ、運■の■■■だって黒に塗りつぶされて■るわけだけど。  よぅし、面白■ことを思■つ■た。ちょっとした■タズラさ。大げさに■えば■■への復讐ってところかも。まぁ、実■にはそんな■それたことなんかじゃな■んだけれど。  君には■■を込めて、■■どもには■■ロニーを込めて。    ■■、■■、■、■■、■■。  ■、■■。  ■■、■■、■、■■、■。  ■、■■、■、■■、■■。  ■■、■、■■、■■、■。 【――文書データはこれで終わりです。始めから表示しますか?】
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