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それには気分良く爆笑してしまった。 数秒前まではドン底にいたのに。 「え〜、田代って私の顔が好みなの〜?」 「タイプとかそういうんじゃねーよ。 でも生まれた翌日には産婦人科でお前と顔を合わせたわけで、姉貴より先にお前と出会って姉貴よりも長くお前と一緒にいたからな〜。 女の顔イコールお前の顔で育った俺には、他の系統の顔はなんか違和感ある。」 私と誕生日が1日違いの田代がそう言ってきたので、私は普通に突っ込んだ。 「そんなこと言って、婚活パーティーで田代が番号を書いたお姉さん、絶対化粧で映えてるだけの女だよ?」 「あれは普通に会話が盛り上がったから番号書いただけ。 絶対にイケたと思ったけどなー。 まさかの、あいつに女全員持っていかれるとはな。」 「“普通”に盛り上がったくらいじゃソっちゃんに敵うわけないじゃん。」 「前の営業所にいた女の子達、みんなあのくらいだったぞ?」 「それはソっちゃんと違う営業所だからでしょ? 今月からソっちゃんと一緒に本社勤務になってからは、みんなソっちゃんの虜でしょ?」 「そうなんだよ、あいつら俺のことを“結構格好良い”レベルとか言いやがって。」 「営業所で彼女作れば良かったのに。 “モテるモテる、怖いくらいモテる“とか言って、怯えながら喜んでたじゃん。」 「あれは怯えるだろ・・・。 誰か1人を選んだ後に俺どうなるんだよ?」 「彼氏になるんでしょ?」 「そっちじゃねーよ。 選ばなかった女の子達はその後どうなるんだよ?」 「そこは人それぞれなんじゃない?」 「そんな曖昧な答えを求めてねーから!!」 「だって、人それぞれだろうし。」 ブツブツと文句を言っている田代の声を聞きながら、ヒートアップしていくめめ姉の喘ぎ声を聞いていく。 ”純“は凄いらしい。 ”純“はめちゃくちゃ気持ち良いらしい。 何度も達してしまうくらい、”純“は上手いらしい。 「姉貴の気持ち悪い喘ぎ声聞いてたら、酒飲んでも酒飲んでも酒が抜けてきた。 チ◯コも怯えて普通よりも縮んでるとか、どんな異常事態だよ。」
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